29歳から本格的に不妊治療を始めた筆者(ゆんゆ)に不妊治療記です。
これから不妊治療を始める方の参考になれば嬉しいです。
そして、「いつかその願いは必ず叶うよ!」という希望になりますように。囲い枠ゆんゆの不妊治療から妊娠・出産に至るまで
- 2007年 結婚(ゆんゆ25歳)
- 2008年 子作り開始するもなかなか授からずに周りの妊娠報告に焦る
- 2010年 不妊治療のため、病院へ通うも合わなくてやめてしまう
- 2011年 再び不妊治療で有名な病院を知って通い始める(ゆんゆ29歳)
- 2012年 そけぞうを妊娠
- 2013年 そけぞうを出産(ゆんゆ31歳)
- 2014年 2人目を妊娠するも妊娠9週目で流産
- 2016年 再び2人目の治療を再開
- 2017年 しゅんたんを妊娠
- 2018年 しゅんたんを出産(ゆんゆ36歳)
2012年1月4日。月経周期28日目
今日、さたろうと子供の諦め時について話し合った。
子供はすごく欲しい!
でも、頑張っても頑張っても自分たちの力だけじゃどうにもならないのが不妊治療・・・
必死の思いで治療を頑張って、それでも叶わなかった時の失望感は半端ない・・・
私はそれを何度も何度も耐えられるだけの強さは持ってない・・・きっとみんな持ってないんだろうけどね。
このまま旅行さえできないまま治療を続けるのなら区切りを決めて、できなかった治療をやめよう。一生子供はできないかもしれないけど、その現実と向き合っていこう。むしろ開き直ったらラクになれるのかもしれないしーー
そして、二人じゃなきゃできないことをしよう。
みんなが子供に使う分のお金で、たくさん海外旅行に行ったりして楽しもう。
海外でかわいい雑貨を買いつけて、いつか小さな雑貨屋さんを開けられたらいいな。
子供ができなくたって夢は広がる。
生理がきたら注射の治療、それがダメなら体外受精!
体外受精は金銭的にも精神的にも1回が限度だから、それがダメなら諦める。
本当につらくて悲しい決断。
体外受精はできればしたくない。でも、例えば10年後・・・
あのとき体外受精をしておけば、もしかしたらできたかもしれないのにって後悔したくない。
「やるだけのことはやったけど、それでもダメだった」っていう証拠みたいのがほしいのかな。気持ちに整理がつくように。
二人だけの人生。
それもまたアリなのかな。
さたろうも「子供がほしくて結婚したんじゃないから、できなかったら二人で楽しもう」って言ってくれたし。嬉しかった。
私たちは逃げなかったよ。
「選択」して二人が楽しく過ごせる人生を選んだんだ!
・・・でもでも、やっぱりキミに会いたいよ。
もう少しで会えるのかな?早く会いたいな。